沼(田透)にハマって考えてみた

no Numa-chan, no Otaku-life

法医学教室の事件ファイル29

自殺した妻は翌年夫に復讐する!?気温25℃で凍死の謎…盗撮ビデオが暴く女子大の表と裏

放送 テレビ朝日
初回 2009年8月15日(土)21:00-22:51

役名 杉山祐一郎
職業 医師
属性 普通キャラ
指輪 有り

粗筋&感想

 事件(?)があった邸宅の玄関で、主人公達と主人公の高校時代の同級生という第一発見者の教授が自己紹介し合っているところに、警察の制止を振り切って入ってきたのが、邸宅の主たる沼ちゃんでした。珍しく眼鏡を掛けています。
「何だ一体!? 人の家で何の騒ぎだ!」
 主人公の夫の主任刑事が、奥様が亡くなっていると連絡を受けまして、と事情を説明しました。沼ちゃん驚きます。
「家内が……!?」
 現場に駆け込んできた沼ちゃんは、「円……!」と奥様の姿に驚きつつ、鞄を置いて遺体に近付いてきました。
「どいて下さい。私が見ます。私は医者です!」
 困って顔を見る部下に、主任は手を挙げました。沼ちゃんはバタン、と膝を突いて奥様の顔を覗き込みます。そして主任を見上げました。
「病死です。妻は心臓が悪かったので、私が薬を処方していました。狭心症の発作を起こして亡くなったんです」
 言いながら沼ちゃんは立ち上がり、主任の前に立ちました。主任は、失礼ですが、と前置きしてから、最後に奥様を診察した日時を訊きます。沼ちゃんは素早く答えます。
「昨日の朝です。京都で開かれていた学会へ出掛ける前に私のクリニックで診ました。その時は心電図の波形に多少の乱れがありましたが、特に異常は……」
 項垂れる沼ちゃんに、主任はご存じだと思いますが、と監察医制度の説明をしました。沼ちゃん、甚くプライドを傷付けられたのか、怒声を発します。
「私の見立てが信用出来ないと!?」
「条例ですので、すみません」
 刑事に少し離された沼ちゃん。振り返って主人公達の監察を見ます。うーん、怪しいなあ。音楽も不吉だし。
 解剖からのタイトルイン。
 続く解剖と警察への説明と捜査は飛ばしまして、再び邸宅。沼ちゃんが怒ってます。
「どういう事ですか? 家内を恨んでた人間って。家内は病死ですよ」
 病死を強調するの、何か怪しいなあ……。警察は沼ちゃんに厳しく訊いています。沼ちゃんは後ろ手に組んで主任達に背を向け、言います。
「どうかしてる。監察医が何て言ったのか知りませんがね、家内は病死です。医者の私が言っているんだから間違いない」
 主任は病死に拘る理由を聞き出そうとします。沼ちゃんはようやく主任達を振り返り見ました。主任は奥様が殺されたと聞いたら、誰がとなるのでは、と手厳しく追及します。沼ちゃんはようやく気付きました。
「私を疑っているんですか?」
 主任は執拗に病死に拘る理由を再び訊き出そうとします。更に後ろから刑事が、奥様とうまくいってなかったそうですね、始終ケンカが絶えなかった、と付け加えました。沼ちゃん、そこは痛いところを突かれたのか、目線を泳がせますが。
「あいつが悪いんですよ。二言目には名門の出である事を鼻に掛けて……大学の件に関してもそうですよ。あなたは、杉山家の婿養子だから、一切関わるな、って」
 沼ちゃんは心底厭そうに言ったので、これは真実なのでしょう。しかし刑事の心証を悪くしてしまったかも知れません。
 更に聞き取りは続きます。刑事が、沼ちゃんが学会が終わって三時には横浜に戻っていて、自宅に戻る間の四時間あまり、何処にいたのか、と訊きました。沼ちゃん、刑事達から横を向いて答えます。
「何処って……いや、別に――」
 沼ちゃんは言いながら間近なソファに腰を下ろしました。
「――本屋を覗いたり、ブラブラしたり……」
 主任は険しい顔をしています。うーん、沼ちゃんが話せば話す程、犯人説が色濃くなってくる……。
 奥様が理事長をしていた湊女子大から暫く飛ばします。
 捜査本部。ホワイトボードに沼ちゃんと不倫関係にあった女性の写真が貼られてます。
 うわあぎやあ! キザにブランデーグラス手にした沼ちゃんと不倫相手、ベッタベタじゃーん! で、二人の関係が奥様にバレて、不倫相手は大学をクビになったそうです。しかもあー! 捜査班が邸宅に来ていた時に車邪魔だった女ー! しかし犯行に使われたスプレー売ってるカー用品店に勤めてるだけで疑われる世界線……。
 さて大分飛ばしまして。ゴミ捨て場(?)に不倫相手の遺体が。そしてゴミが燃えています。
 バン、と工場(?)の扉を開けて沼ちゃんが飛び出して来ました。警邏中の警官がそれを見咎めて、何をしている、と訊きます。警官がトーチライトを沼ちゃんの顔に当てて確認すると、沼ちゃんは脱兎の如く逃げようとしましたが、二人の警官に取り押さえられてしまいました。
 その時、一人の警官が火事に気付きました。警官に捕らえられている沼ちゃんは半狂乱です。
「違うよ! 私じゃないよ! 私じゃないんだ!」
 鎮火されたところから解剖まで飛ばします。
 取調室で聴取を受けている沼ちゃん。
「だから、何度も言うように私じゃない」
 沼ちゃんは、不倫相手から話があるとメールで工場に呼び出されたのだ、と言います。
「入っていったら、いきなり後ろから頭を殴られ気絶した!」
 映像、かなり激しくボコッと強く殴られてます(痛そう)。そして沼ちゃんは、気が付いたら不倫相手が目の前のゴミ置き場で焼かれようとしていた、と供述しました。
「これは誰かの罠だ。そう思って逃げ出した」
 しかし刑事は否定します。沼ちゃんと不倫相手は奥様の遺産で揉めていたのだろう、と。挙げ句、不倫相手を殺害して身元を隠す為に焼こうとした、そこまで言われた沼ちゃんは強く否定します。
「違う!」
 と言いつつ、不倫相手に金をしつこく要求されていた事は肯定する沼ちゃん。刑事は沼ちゃんと不倫相手が協力して奥様を殺したからだ、と自白を迫ります。しかし沼ちゃんは二人共殺していない、無実だ、と繰り返しています。
 最後まで飛ばします。
 結局、犯人は大学の総務課に勤める女性の娘でした。沼ちゃんは唯、嫁と愛人殺されただけの人だったのね……。