沼(田透)にハマって考えてみた

no Numa-chan, no Otaku-life

監察医・篠宮葉月 死体は語る9

甲州路連続殺人事件!謎の焼死体 奇妙なCT画像が語る魔性の女の過去とは!?富士を濡らす母の涙

放送 テレビ東京
初回 2008年5月7日(水)21:00 - 22:48

役名 石原誠
職業 所轄刑事
属性 普通キャラ
指輪 無し

粗筋&感想

 主人公は山梨県の出張先で講演後に歓談していた時に山梨県警甲府西署署長から事件の話を聞き、現場に向かいます。
 川沿いの事件現場。主人公が駆け込んだ先に沼ちゃんがいました。沼ちゃんが遺体の側にしゃがみました(俗に言ううんこ座りw)。主人公に別の刑事が遺体の身元を説明してから、沼ちゃんが「遺体発見は午前11時30分。昨夜午前2時頃――」と手袋をした左手で遠くを指します。「――500メートル程離れた工場の工員が、この辺りで火の手が上がっているのを目撃してます。まあ若い連中が焚き火でもやってんだろうって、気にも止めなかったらしいんですがねえ」
 ガソリンのタンクを見た主人公、解剖の必要があると判断し、刑事に頼みます。
「甲府医大に解剖準備の要請をお願い出来ますか?」
「はい」と首肯した沼ちゃん、振り返って他の刑事に「おい、甲府医大」と連絡入れるように命令しました。この辺見ると、捜査員の中で中心人物のようです。
 さて、沼ちゃんが突然、普段主人公と組んでいる刑事が羨ましい、と話し始めます。
「いつもこんな素敵な、監察医の方と仕事してるなんて」
 城北署の刑事をご存じなんですか、と訊く主人公に対する沼ちゃんの答えが知りたかったのですが、残念ながら分かりませんでした。
 解剖に立ち会う沼ちゃん達。刑事にはきっついですな、これは。
 捜査本部で解剖結果の説明をする主人公の後に沼ちゃんが続けます。
「つまり、第三者が火を着けた。他殺と言う事ですか」
 主人公も「はい。自殺に見せ掛けた殺人事件です」と答え、続けます。
「しかし遺体の損傷が激しく、死に至った経緯が未だよく分かりません。頭部に打撲痕がありましたが、死に至る程のものではありません。咽喉の骨が折れている形跡はないので、絞殺や扼殺等の外的要因はなかったと考えられ、詳しくはCT画像を詳細に見たり、毒物反応の結果を待つ必要があると思われます。ただ……」
 沼ちゃんが「ただ?」と訊いて先を促しました。主人公が続けます。
「左前腕部の手首に近いところにかすかに歯形のような痕が認められ、これは生前に噛まれたものだと思われます」
 野良犬とか猫とか動物ですか、と沼ちゃんの左の席の刑事が尋ねました。主人公は否定し、人間のものだと思われます、恐らく誰かと揉み合った時に噛まれたとか、と推論しました。血液からアルコールも検出されましたが、酩酊する程のものではない、と主人公は考察しています。
 どうやら焼死体は池袋の探偵のようです。まあ、この辺は沼ちゃん関係ないから飛ばします。
 県議の娘が参考人として沼ちゃん達に連行されようとしているところに、連絡を受けた主人公が駆け付けました。主人公が事情を尋ねた沼ちゃんは答えます。
「昨日の焼死体の事件で新しい情報が入りまして……。被害者が殺害される前、こちらのお嬢さんと一緒のところを目撃されてるんです」
 主人公が「本当ですか!?」と訊くと、沼ちゃんは「ええ……」と首肯して、つづけます。
「ただこれはあくまで、事情聴取です」
 そこで県議が事情聴取なら家でも出来る、と口を挟みます。
 沼ちゃんは頭を下げながら、目線を落として話します。
「事件の核心に関する件なので、署までお連れしろと、上の方から……。勿論、保護者の方が同行するのは構いませんが」
 融通が利かんな君達は、と県議はお冠です。
「普段から何の為に警察に協力してると思ってるんだ!」
 えー……警察に協力するのは市民の義務だし、県議っての振りかざしちゃいけないんじゃないのー……。
 上に文句言うつもりでしょうか、一緒に行く、と言う県議を、秘書が選挙前にそれは何かと、とか、それに今から財務会議がありますし、とか、いろいろ言って止めに入りました。
 県議の怒りは娘に向かいました。すると娘を庇うように県議の妻が一緒に行くと言うと、何故か娘が母親面するんじゃねえよ、と口悪く罵り、同行を断って覆面パトカーに乗り込むのでした。
 甲府西署で沼ちゃんは娘に被害者の写真を見せます。
「本当にこの男には会った事がない。そう言い張るんだな?」
「ないよ。何度聞けば気が済むんだよ」とうんざりした様子の娘。
「目撃者がいるんだ。一昨日の晩、君は……この男に追い掛けられていた。違うか?」
 沼ちゃん高圧的な訊き方していますが、もし間違いだった時にさ……相手の父親が県議だって事は頭の片隅にでも覚えておいた方が……(ハラハラ)。
 とにかく娘は知らない覚えてないの一点張り。沼ちゃんは質問の方向を変えます。
「だったらその晩何処にいたんだー?」と、腕を組む沼ちゃん。「自宅に戻ったのは朝の4時だそうじゃないかー。お母さん寝ないで待っていたそうだぞ」
「知るか。勝手に起きてただけじゃん。母親面して」
 態度の悪い娘に沼ちゃんいきなり爆発w ガバッと立ち上がり怒鳴り散らしますw
「いいか!? 人が一人死んでるんだ!」
 そして沼ちゃん得意の卓上バアンw
「真剣に答えないと後で後悔するぞお!」
 でも悪ぶった娘は脅しのつもり、と全然へこたれもしないのです。うーん強心臓だな。
「……コイツ……。ま、いいや。最後にな……これちょっと噛んでみろ」
 あ、被害者に残ってる歯形と一致するか調べるのね!
「勿論これも、任意だぞ」
 わざわざ言う辺り、姑息だなあw 娘はプレートに歯形をつけました。
 暫く飛ばして、任意の取り調べが終わって、県議の妻が娘を迎えに来ました。沼ちゃんは娘の後ろについて来ています。娘は一言「うざい」と言い捨てて行ってしまいました。沼ちゃんは県議の妻に話し始めます。
「彼女の不良仲間に聞いたんですが、彼女、最近呑み屋に出入りしてたらしいんですよ」
 そして後ろ手を組んで、県議の妻を見ました。
「お心当たりありませんか?」
「さあ……私にはさっぱり……」
「そうですか……」
 チッと舌打ちしてから、沼ちゃん続けます。
「一昨日の事件当日にも行ってた可能性があるんですが……どうしてもそれが何処だか言おうとしないんですよ……」
 まさかそこで働いていたなんて事、と心配する県議の妻に沼ちゃんは冷たく答えます。
「その可能性はあります。そうなるとその店は、未成年就労で、摘発の対象となります。恐らくそれで話そうとしないんでしょう」
 主人公はそれでピンと来るものがありました。つまりその店に娘が行っていた時間が分かれば、アリバイが証明されるんですね、と沼ちゃんに早口で尋ねました。
 沼ちゃん〝こちら側〟と思っていた人物からの〝あちら側〟寄りの意外な質問にビックリして詰まりながら、「え……ええ、まあ一応そういう事に」とだけ答えました。その時ちょうど電話が掛かってきて主人公は少し離れました。沼ちゃんは議員の妻に一礼して階段を昇っていきました。
 捜査本部に集まった刑事達。その中には警視庁城北署の刑事もいます。皆はホワイトボードを見ながら捜査情報を話し合っています。そこに沼ちゃんが駆け込んで来ました。娘の歯形が被害者の腕にあったものと一致しました、とニコッと笑んで報告します。そして、事件当夜、娘は被害者と揉み合っていた事は間違いありません、と続けました。
 捜査本部に驚きが走りますが、警視庁城北署の刑事は冷静に話します。
「でも、それだけでは直接の殺人には結びつかない。それと、相手は未成年です。ここは慎重に運んだ方が良いでしょうね」
 甲府西署の課長は警視庁城北署の刑事の意見に同意してから、刑事達に命令を出しました。
 ここから大分とばしまして、捜査本部から主人公に電話を掛ける沼ちゃん。カメラアングルが低いので腰を落としてます。
「石原です。あの……もしかして未だ甲府ですか。実はですね、霧山町の別荘地で散弾銃を使った死亡事件が起こりまして……出来たら来て戴けないかと」
 居る解剖医は休暇中でも使えw 沼ちゃん、主人公を使い倒すつもりですw 主人公も断らずにすぐ行きます、なんて答えてますよ凄い仕事中毒っぷりw
 現場に着いた主人公。課長がご足労掛けます、と礼を述べた直後、沼ちゃんがいきなり状況を説明しました。普段はいない解剖医にテンション上がってるんだろうなあ。
「右胸部を散弾銃で一発です」
 若手の刑事が相手の身元を説明します。続いて沼ちゃん。
「通報時間は10時20分。門扉が開いているのを、管理人が見付けてます」
 課長が主人公に死亡推定時刻を尋ねました。主人公は遺体を見ながら話し始めます。
「死後硬直が全身に現れています。死後9時間から10時間といったところでしょうか」
 若手の刑事が時計を見ながら、午前1時から2時の間っていう事か、と分かり易く計算してくれましたw
 主人公は猟銃が気になりました。誰にともなく尋ねると、沼ちゃんが本人のものです、と答え、右横を指差しました。
「保管ケースは、あそこです」
 その後、いろいろ見回していた主人公が何かを見付け、沼ちゃんが説明します。
「ああ……それは、銃の掃除に使う棒です。このカーペットの凹みの部分が、この銃の底の部分と一致します」
 カーペットを指先す沼ちゃん。
「恐らく、この凹みの部分で銃を固定して、銃口を胸に押し当て、掃除用の棒で、引き金を押して発射した……」
 若手の刑事がつまり自殺って事ですか、と身を乗り出しました。課長もその線で考えているようです。遺書の捜索に入ろうとして立ち上がった沼ちゃんや皆を、主人公はちょっと待って下さい、と引き止めます。
「自殺の可能性は低いと思います」
 沼ちゃん、主人公に推測を全否定されましたw が、素直に話を聞くべく再び腰を落とします。
「今の推測通り、そういう体勢で発砲したとしたら、傷口の大きさは、銃口の大きさとほぼ一致する筈です。ところがこの傷口は、僅かに大きいんです」
 沼ちゃん、全否定されたのが悔しいのか、首を振ります。
「いやあしかし、その程度の違いじゃ、自殺じゃないとは言えないんじゃないでしょうかね」
「確かに、その通りです。傷口の周りに付着した火薬の広がりを詳しく調べれば、実際、どれ位離れたところから発砲されたかが、はっきりすると思います」
 沼ちゃん、コクコクと頷きます。主人公続けます。
「それと、被害者の利き腕に、手術痕があるんです。これがちょっと気になります。どうでしょう? 念の為、解剖に回してみては如何でしょうか?」
 是非そうさせて下さい、との課長の言葉にあなたが解剖して下さるんですよね、という真意が見えるのは私だけでしょうかw
 課長は被害者の周辺捜査と付近の目撃者捜しを部下に命令しました。はい、と沼ちゃんが再び立ち上がり、ソファをグルリと回っていきました。
 次、またまた解剖に付き合う沼ちゃん。出て来た新事実にびっくり。
 暫く飛ばしまして、再び捜査本部。若手の刑事が主人公に説明しているのを、受話器を取り上げた沼ちゃん、主人公の指摘の通りだったと言います。そして、めちゃくちゃ早口で、被害者は右腕の手術後、指先に少し障害が残り、最近じゃシャツのボタンを留めたり字い書いたり、いつも左手使ってたそうですよー、と付け加えました。したらば今度は課長が受話器を取り上げて、つまり今回も自殺と見せ掛けた殺人事件です、と言い切りました。どうでもいいけど、いくら携帯への電話代が高いからって、そんなにわらわらと受話器を取り合って話さなくてもw
 主人公は東京に帰ったので、その辺は飛ばします。
 その間、地道に捜査していた甲府西署の刑事達。沼ちゃんはとあるスナックで聞き込みをしています。第二の被害者が、この店の開店資金を出しているそうです。
 ちょっと待って。この沼ちゃんと大してタッパ変わらないママ、身長どの位なの?
 いや、それは置いといて、沼ちゃんはママに尋ねます。
「最近の詳しい事情聞きたいんですよ。ここじゃあ何なんで……」
 ママ、行けば良いんでしょ、と沼ちゃんに連れられていきました。
 東京の主人公は置いといて、沼ちゃんの取り調べ。
「店の資金繰りには、相当苦労してたらしいじゃないの」
 おまけに第二の被害者には個人的な借金があったらしいです、ママ。
 沼ちゃん、参考人の椅子の背凭れと机の上に手を突いて、ママに近付きます。
「800万……大変だよなあ」
 そして沼ちゃんはママの右肩をパンと叩き、ニギニギw そして続けて、借金をチャラにする為に殺害して自殺に偽装した、と持論を展開。
「違うか?」
 しかしママの神経はめちゃくちゃ太かったw おたくらの作り話にはいつも感心する、と言った後、鉄壁(?)のアリバイを話しました。
 捜査本部。ホワイトボードの前に集まる三人。いつの間にやら捜査担当が三人になっているけど気にしないw
 結局、議員秘書もママも灰色です。沼ちゃんはママにあって実の娘(離婚した県議との間の娘、県議の今の妻は後妻)のアリバイを確認します、と課長に言いました。
 ちょっと飛ばして、再び甲府西署に来た主人公。そこに娘と女性警官、沼ちゃんとママが階段を降りてきます。沼ちゃんは納得いかないのか、両手を後ろで組んで、カエル口で苦い顔をしています。
 娘は実の母(?)のママにも反抗して警察署を飛び出していってしまいました。それを見たママ、「あんな子なんか産まなきゃよかったよ!」などと言うものだから、議員の妻はその頬を叩きました。それまで呆れて傍観していた沼ちゃん、慌てて間に割り込もうとします(子供を巡る女のガチ喧嘩はマジ怖いからやめとけw)。キーキー叫んで暴れ出したママを沼ちゃん抱えて、議員の妻に飛び掛からないように必死で押さえますw
「今日はどうも有り難うございました! はいどうぞ! どうぞこちらに! はいはい、どうもありがと! あー分かりました分かりました!」
 えーと……これ、男性警官にさせたらセクハラとか言われて訴えられそうなんですが……。
 少し飛ばして、捜査本部。頭掻き掻き、沼ちゃんが大股に歩いて来ながら、ママは落ち着かせて自宅まで送り届けましたあ、と言った後、一仕事終わった安堵で溜息を吐きました(多分あのママ、車中でもずっとキーキー怒ってたんだろうなw)。
 さて、課長が言うには議員の妻に後妻屋の疑惑があるそうです。
「後妻屋……」と沼ちゃん驚いてます。
 課長は今度は議員の妻を殺人事件の犯人ではないかと思っているみたいです。
「彼女、未だ会議室で待たせてあるよな?」
 沼ちゃん達は会議室の扉を開けました。無人です。
「しまった!」
 あちこちにぶつかりながら走り出す沼ちゃん達w
 沼ちゃん、クソ寒いのにスーツだけで外に駆け出して来ました。主人公にどうしたのか尋ねられ、議員の妻が姿消しました、と返すと、スーツを翻しながら車へと駆け、助手席に滑り込みました。
 死に装束で薬を飲もうとした時に駆け込んで来た主人公と議員と娘。ちょっと待って、何故寄り道してない筈の警察が未だ来てないのw
 結局、議員の妻が二つの殺人事件の犯人でした。全て解決してから、のんびりご到着の覆面パトカーw おせーよw しかも助手席から出て来た沼ちゃん、コート着込んでるw どうなってるのw しかもさっさと逮捕しないw あかーんw
 で、終わりのコントは省略しますねw