沼(田透)にハマって考えてみた

no Numa-chan, no Otaku-life

食い道楽!出張料理人 亀崎源一

究極の料理、感涙の技が謎を解く!美人女将を狂わせた故郷の味…。厳冬の積丹に消えた殺人者!黒い涙が語る悲しき過去

放送 テレビ東京
初回 2006年2月8日(水)21:00-22:48

役名 海藤良夫
職業 道警刑事
属性 普通キャラ
指輪 無し

粗筋&感想

 なかなか沼ちゃんが出て来ないままタイトルイン。
 北海道岩内町のイベント会場で石川県のフグの子(フグの卵巣の漬物)を食べた漁業組合長が死亡。刑事の沼ちゃんが手袋しながら来たー!
「フグの子には毒がないのに、毒で死んだ。おかしいな、そいつはあ。いや、話がおかし過ぎるんでないのかい」
 記者見習いが、でも食べたとこ皆で見てました、と証言しました。水産会社社員もそうです見てました、と同意。
 沼ちゃんはソファにデンと座ったままの町長に尋ねますが、町長はようやく立ち上がり、ああ見た、とだけ答えました。沼ちゃんは横の商工会長にも尋ねましたが、同じく立ち上がった商工会長も、ああええ、と答えるだけでした。
 沼ちゃんはちょっと訛った言い方で話します。
「だったらあ、あったんでないかい毒が……そのお、フグの子とやらに」
「いや、ないです」
 いきなり主人公がイッチョカミしました。
「江戸時代からそんな事例ないんです」
 若い刑事が主任、と沼ちゃんを促します。沼ちゃんは、すぐに業者に確認しろ、とその刑事に耳打ちしました。
 溜息吐いてる沼ちゃんに主人公が近付いて来て、もしかしたら他のフグの毒を混ぜたのかも知れない、と言いました。
「え?」
 驚く沼ちゃん。
 如何にも地方って感じの岩内中央警察署。被害者の体内から2ミリグラムのテトロドトキシンが検出されたそうです。
「フグの子の業者は否定してるのか」
 沼ちゃんの質問に刑事は、残留した毒はないか必ず検品して出荷しているそうです、と答えました。
 偉そうな商工会長はソファに座って沼ちゃんの質問を受けています。
「あの会は新しい特産品を開発するとかで、商工会が全国各地から特産品を集めた訳ですね?」
 沼ちゃんが尋ねるのに短く、そうだよ、と返す商工会長。沼ちゃんは続けて問います。
「あのフグの子も商工会の方で取り寄せた?」
 それが分からん、リストを確認したらフグの子ってのはない、と商工会長。沼ちゃん、差し出されたリストを受け取ります。
「リストにない?」
 捜査一課。沼ちゃん、室内に入って来ながら、フグの子を注文した奴洗い出せ、と刑事に命令します。
 そこに別の刑事が、科捜研から被害者の体内のフグの毒とフグの子は、遺伝子的に全く別のものだ、と沼ちゃんに話します。沼ちゃんはビックリして聞き返します。
「すると、誰かが別のフグの毒を?」
 ホテルで皆が集まって話し合いしていると、そこに沼ちゃん達が来ました。ホテルの女将に、お宅のパソコンを調べさせて戴きます、と捜査令状を見せる沼ちゃん。驚いて聞く女将に沼ちゃんは、あなた、フグの子を注文しましたね、と反対に聞き返します。私がですか、と驚く女将に他の刑事が、インターネットでフグの子を石川県の業者に注文したのはこのホテルです、と話しました。
 知りません、と女将は否定しますが、沼ちゃんは顎をしゃくって刑事達にパソコンを調べるように命じてから、女将に向き直りました。
「悪いねえ、ちょっとお署まで来て貰おうかあ」
 言いながら女将の腕を取り、引っ張っていく沼ちゃん。
 岩内中央警察署の取調室。沼ちゃんが声を張ります。
「注文は間違いなく、あんたのホテルのパソコンからなんだよ」
 知りません、と否定する女将。沼ちゃんは机の上の書類を指差します。
「フグの子の支払いが代引きになってる。あんたのホテルが払ってんだよ! 一体これどう説明するんだ!」
 出た卓上バアンw ビクッとする女将、可哀想。
 暫く飛ばします。
 岩内中央警察署の地味な内装の部屋での捜査会議。地方だからか普通の黒板を使っていますw だから写真は画鋲で留めてますw 議事進行役は沼ちゃん。ホテルの元板長、どうも最近羽振りが良いみたいなんですよ、と沼ちゃんは言います(田舎じゃ羽振り良いだけで疑われるんかいw)。他の刑事が高級外車を乗り回し、家も買ったようです、と情報を追加します。
「引き抜いた商工会議長が契約金払ったらしいんですが、いやそれにしても羽振りが良過ぎるな」
 沼ちゃんは続けます。
「ああ、あとも1つ。奴なら、フグをさばいて毒を扱うなんてのは、お手のもんです」
 田舎じゃフグさばけるだけで疑われるんかいw
 更に別の刑事が、あの日イベント会場の調理コーナーに、元板長と助手がいたらしい、と話しました。
 沼ちゃんは本部長にグイッと近付いて、至近距離で声を張り上げます。
「本部長! 任意で引っ張りますか!?」
 本部長、沼ちゃんの勢いにビビりながら、よしやれ、と命令を下しました。
 夜、岩内中央警察署。沼ちゃんが声を張り上げます。
「家や車を買った金はどうしたかって聞いてんだよ!」
 えー……聞くのそれじゃないんじゃ……。それはともかく、元板長は、今まで一生懸命その為に貯めたんだ、私がフグの毒で殺したって証拠でもあるのか、あったら見せろと返します。うん、今のところ羽振りが良いだけだもんね、一応。沼ちゃん、怒りに満ちた顔で元板長を睨むしか出来ませんでした。
 暫く飛ばします。
 釈放された元板長が殺されました。第一発見者はホテルの女将です。意外なところなので、女将は沼ちゃんに事情を訊かれています。女将は元板長から謝りたいと言われて来たらもう倒れていた、と説明するのですが、沼ちゃんは意外な返しをします。
「謝るって、もう今更でしょう?」
 でも本当なんです、嘘じゃありません、と女将は訴えますが、警察の心証は最悪でした。女将はまたもや沼ちゃんに腕を取られて覆面パトカーに乗せられ、警察署へ連行されてしまうのでした。どうでもいいけど、沼ちゃん、足長いからコート捌きながら、車高の低い覆面パトカーに乗り込むの大変そうw まあ結局、物的証拠がないので、夜には女将は釈放されたんですけど。
 暫く飛ばします。
 大分日数経って、岩内中央警察署。漁業組合長は石川県に行った事があるんじゃないか、と主人公は沼ちゃん達に言いに来ました。
「フグの子の産地か。それがどうした」
 沼ちゃんの質問に主人公は、あの時漁業組合長は俺は大好物だとフグの子を食べた、という事は以前フグの子を食べた事があるのでは、と答えました。同行の記者見習いは、犯人は漁業組合長がフグの子が大好きだと知っていたのでは、と付け加えます。
 沼ちゃんはピンと来ました。
「つまりこういう事か」
 と二人が言った事を短くまとめて話します(でもほぼまんまでしたから省略w)。
 確かに漁業組合長は漁業関係者そして水産関係者と石川県に行っていました。
 それから数日後、岩内中央警察署。主人公からの電話を取った沼ちゃん。
「何だあ、またあんたかあ」
 そこで水産会社の加工センターの事を尋ねられます。沼ちゃん、暫く主人公の電話を聴いて驚きました。
「え……いや、そんな……!」
 主人公、自信満々に沼ちゃんに推理を話します。
「これが2つの事件を解くカギです」
 飛ばします。
 結局、主人公が犯人を暴きました。そこにドンドン階段を踏み鳴らしながら沼ちゃん達がやって来ました。
 沼ちゃん、スチャッと胸許から逮捕状を出して、水産会社の社員に逮捕容疑を述べました。水産会社の加工センターの防犯ビデオに、漁業組合長が殺された前日の夜、水産会社の社員と元板長の二人が出てくる姿が映ってたんですよ、と。
「手錠を掛けろ」
 沼ちゃんは感情を込めず刑事に命令しました。刑事が手錠を取り出すと、いきなり水産会社の社員は暴れ始めます。
「放せえ! 厭だよこら! 放せよ! 私じゃないよう!」
 沼ちゃんは刑事に引っ張られていく水産会社の社員を見送ってから、主人公を見ました。
「いやあ、あんたの言ってた通りだったよお」
 水産会社の社員の作った料理と元板長の作った料理の味が同じだ、と主人公は沼ちゃんに話したそうです。
「この人がそう言うもんだから調べたんだよ。あの2人、隠れて付き合ってたようだなあ」
 頭を掻きながら言う沼ちゃん。主人公は水産会社の社員が養殖を天然と偽って売ってたんです、とホテルの女将に説明しました。
「うんまあ、そんなとこだ。おっ、じゃっ!」
 と軽く手を振って、沼ちゃんはまた階段をドンドン鳴らしながら、降りて行きました。
 岩内中央警察署の取調室。わざわざテレビとビデオを持ち込んで、犯人に見せる沼ちゃん達。
 沼ちゃんは腕を組んで、漁業組合長がお前達の悪事に気付いた訳だな、と言いました。そして沼ちゃんいきなり、元板長を殺したのもお前だな、と怒鳴りましたw ビックリしたw
 そうだよ、と悪びれもせずに返す犯人。えっと、関係ないかもですが、犯人の胸のブローチは外しといた方が良くない?
 犯人は、しつこく金をせびられ、男気取りだったから逃げ出したかったんだ、と。
「そんなに厭だったのか……それで殺したんだな」
 沼ちゃんが静かに言うと、料理屋の女将は泣き崩れました。
 その後の犯人の供述はちょっと同情出来なくもなかったです。沼ちゃんもそう思ったのか、料理屋の女将の肩をポンポンと叩いてあげたのでした。