沼(田透)にハマって考えてみた

no Numa-chan, no Otaku-life

弁護士・猪狩文助5 二つの遺言書

放送 TBS
初回 2003年8月25日(月)21:00-22:54

役名 青山義信
職業 検事
属性 普通キャラ
指輪 無し

感想

金融業の男性が殺されました。いつもの情報屋が遺産相続で損をしたくない、という被害者の妹からの依頼を猪狩先生に持ち込んできました。遺言書があるので、公開する場に立ち会って欲しいそうです。最初は渋っていた猪狩先生ですが、情報屋は遺産相続額が30億円とブツブツ言いながら帰ろうとします。それを猪狩先生は傘で、補佐の弁護士は立ち塞がって止めましたw
遺産相続人が一堂に会したお寺の一室で、被害者の顧問弁護士が読み上げます。何と全財産を妹に遺贈するという驚きの内容でした。が、妹は遺留分(妻が受け取れる分)について知っています。ハイ、この辺チェックポイントです。妹が立ち去ろうとしたところに刑事が現れ、被害者の事件について訊きたい、と連れられていき、猪狩先生達は遺言書を巡る殺人事件に巻き込まれたのでした。
いつものカフェでビールを頼んだ猪狩先生。コップに注ぎながらふと視線を上げると、新聞を読みながら近付いてくる沼ちゃんがw えっちょっと待って沼ちゃん指輪してない! まさかあの恰幅良い女性との事知られて離婚されたの!? 指輪気になりますが兎に角戻ります。沼ちゃん、ふと新聞から視線を上げて、猪狩先生に気付きます。お互いに無言の猪狩先生と沼ちゃん。はあ、今回の沼ちゃんのスーツの紺色良いな。沼ちゃん、ふくれっ面しつつ意図的に目線を外しながら、わざと猪狩先生の隣のテーブルに背を向けて座りましたw もう、仲が良いんだか悪いんだかw お互い振り返って睨み合い、同時に向きを変える二人w 猪狩先生がビールをラッパ呑みしているところに補佐の弁護士到着。沼ちゃんに黙礼して猪狩先生の斜向かいに座りました。猪狩先生は補佐の弁護士に耳打ちします。
「おい、事によると、今日の裁判の検事は……またあいつか?」
「ええ」と頷く補佐の弁護士。猪狩先生は咄嗟に風呂敷包みを持ち立ち上がりました。
「じんましんが出るんだよ。あの顔見てると」
いや、それ多分沼ちゃんもそうだと思いますよ、猪狩先生w
第一回公判。被告人は被害者の妹です。裁判長に促されて起訴状の朗読の為に、ジャケットのボタンを嵌めながら沼ちゃんが立ち上がりました。
控訴事実は三つ。その1・遺言書の窃取、その2・遺言書の偽造、その3・兄を殺害し遺棄、罪名及び罰条は窃盗、私文書偽造同行使、殺人死体遺棄(罪名及び罰条に当たる刑法は調べて下さい←メモが面倒臭かったw)。
被告人は無罪を主張、弁護人も被告人同様無罪を主張します。裁判長に検察官如何ですかと振られて、浣腸みたいな指組みをしていた沼ちゃん、スックと立ち上がってジャケットのボタンを二つ嵌めました。って事はまたまた三つボタンのジャケットなのか……。さて、沼ちゃんの発言の要旨は〝自白は無いけど犯行の裏付けの証拠は十分揃ってます〟。で、何か嫌味な口調で付け加えます。
「それは順次、明らかにしていきますので、ご心配なく」
〝ご心配なく〟の言い方が子供に言い含めるみたいでw やはりそれにカッチーンと来たらしい補佐の弁護士、刑事訴訟法を持ち出して反論しようとしますが、猪狩先生が腕を掴んで止めました。
「関わり合うんじゃねえよあいつには。面倒臭えから」
「何言ってるんですか――」
とコソコソしていたら、裁判長から「弁護人、宜しいんですか?」と声が掛かりました。猪狩先生、「あーどうぞ、先に行って下さい、はい」と言いますが、補佐の弁護士が卓上をガツンと叩きましたw 猪狩先生仕方なく立ち上がります。何か被告人を気が強い、ふてぶてしい、口は悪いし欲の深そうな顔してる、と言いたい放題w 裁判長、弁護人は何が仰りたいのですか、と真面目に訊いてくれます。有り難う裁判長w 猪狩先生は答えます。
「つまりですな、検察や警察は被告人の見た目、外見だけで被告人を犯人だと決め込んでいるのですな。だから自白無しにあんないい加減な起訴状をでっち上げたんだろ?」
沼ちゃんカッチーン! ガバッと立ち上がりました。
「でっち上げたのではなく! 確かな証拠を積み重ねた結果! 自信を持って起訴した――」
そこで被告人が「でっち上げじゃない!」と不規則発言でツッコミ入れます。あちゃー。更にそれに乗っかる猪狩先生w
「ほうら見ろー。怒りっぽいんだから。今言ったろ?」
「裁判長」と沼ちゃんようやくジャケットのボタンを嵌めました。つまり怒りのあまり忘れていたんですねw 裁判長はやはり被告人の不規則発言は許されていないと告げた後、「静かに!」と強く付け加えましたw それ多分猪狩先生にも言いたいんだろうなあw その猪狩先生は矛先を沼ちゃんに向けます。
「裁判長、あの検事はあたしに付き纏うんです。恋人じゃあるまいし」
沼ちゃん唖然w 更に猪狩先生続けます。
「近頃では、身の危険すら感じます」
猪狩先生、何なんそれw もうあかん笑い過ぎで腹筋が壊れるw さあ、沼ちゃんのターンです、頑張れ沼ちゃん!
「裁判長、この機会に弁護人について一言申し上げたい」
猪狩先生が答えます。「何だよ?」
「弁護人は、法廷荒らし等と呼ばれていい気になって、このように無駄に審理を長引かせ、混乱させる事が、大変お好きなようです」
「何?」
「無駄なお喋りに付き合わず、円滑な審理が行われる事を切に望みます!」
あっちゃー始まっちゃったよー、と裁判長は左隣の裁判官を困り顔で見ますw その間にも猪狩先生の発言は続いています。
「では円滑に致しましょー。その証拠書類、全部、不同意」
「まだ申請もしていないでしょ!」
「だから早く進めようって言ってんだよ、ね? この偏見ででっち上げた証拠書類、全部不同意」
怒りのあまりポカーンとした沼ちゃんw やがて目を剥いてニヤリと笑いました。
「良いでしょう! 分かりました結構ですよ!」
そして裁判官席を見遣る沼ちゃん。
「裁判長、申請書類による、証人の尋問をお願い致します!」
「ほおー分かった? 素直になったねえ! やっとあたしのやり方に慣れたかな? 青空検事」
近付いてきた猪狩先生に口をパクパクしてる沼ちゃんw 後ろでは裁判長が頭を抱えてますw
「青山です!」と指をフリフリしながら言い聞かせる沼ちゃんw
「猪狩です!」
沼ちゃん、拳をフルフルさせてますw そこに猪狩先生の最後の一撃w
「好きになっちゃ、ダメだよ」
ギャハハハwww 沼ちゃん、猪狩先生のあまりの言い草に口をパクパク、手をフルフルwww
続いて、証人は所轄署の刑事です。刑事は事件当夜の被害者の行動を述べます。この刑事、被告人に悪印象がある様子。沼ちゃんもその線で質問します。
「被告人の犯行を、決定的にしたと思われるものは何でしょう?」
ここで、例のチェックポイント、顧問弁護士により、被害者の遺言書の開示がされていた件が出て来ます。ところが被告人の自宅を捜索すると、もう一通の遺言書があった。内容は真逆で、全財産を妻に遺贈するものだった。筆跡鑑定を依頼した結果、意外な事実が判明。刑事はここぞとばかりにプロジェクターで二つの遺言書を映し、指し棒振り振り説明します。二通は、拡大すると丸の閉じ方向が違いました。沼ちゃんが立ち上がりました。えっ、検事席の狭い隙間にプロジェクターのスクリーン置いたの……。
「成程。本物の遺言書と、筆跡を似せて書かれた偽物が、被告人の手によってすり替えられた、という訳で――」
沼ちゃんの言葉を遮り、被告人が「そんな事してないって!」と不規則発言して、裁判長に「被告人! これ以上発言すると退廷させますよ」窘められます。
さて、猪狩先生の反対尋問です。ゆっくり立ち上がった猪狩先生、証言台に歩み寄ります。
「いやあ、しかし、よくここまで調べましたなあ」
ペラペラおべんちゃら言う猪狩先生w まあ大抵、こういう時はアレだよね。案の定、猪狩先生はいいます。
「しかしそれだけやってて、おかしいと思わなかった?」
眼鏡に手を遣り、不機嫌そうな沼ちゃんw 仕草カッケー! さて、猪狩先生アゲイン。
「だってそうでしょ? もし彼女が殺してるんだとしたらば、本物の遺言書をわざわざ自分の家に置いといたりしますかな?」
刑事言い返します。それに同意した振りをして、更に猪狩先生宣います。
「じゃあ、遺体をわざわざ人目に付く河川敷に捨てた、あれはどうしてですかな? あれじゃ丸見えだ」
刑事悩みます。猪狩先生続けます。
「そもそもね、筆跡を真似て遺言書を書き換えるなんて事は、やったにしたってすぐにバレるでしょ。普通やりませんわな。それを彼女はやっちゃった」
被告人は顔を横にブンブン振ってます。さあ、猪狩先生ぶっ込むぞー!
「ベテラン刑事のあなただったらどうします? そういう事しますか?」
「しませんよ! そんなバカな事は!」
沼ちゃん、あっちゃーって顔しかめてますw 更に刑事を追い込む猪狩先生w 刑事、「つい口が滑っ……!」と口を滑らせてしまいましたw さすがに見ていられなくて、沼ちゃんが「裁判長!」と立ち上がりました。
「弁護人は証人の揚げ足を取って喜んでいるに過ぎません! 円滑な審理をお願いします」
猪狩先生の横槍が入ります。
「何が揚げ足だよー。お前さん達はさー、最初から被告人が犯人と決め込んで捜査をしてるんだろ?」
沼ちゃん、カッチーンと来て権力に縋りますw
「裁判長、ただ今の弁護人の発言は、明らかに検察及び警察の捜査を、侮辱したものですっ!」
「二言目には侮辱侮辱って、そういうのを『バカの一つ覚え』って言うんだよ!」
沼ちゃん、猪狩先生を指差してプルプル震えてますw
「あ! 今! バカって言いましたね!」
「あ……バカって言っちゃいました! いやあ、相済みませんな、えー何とか検事……」
「青山です」
「あーそう青山だ、あーねーあなた、青山青山ってさ、どういう字を書くの?」
もうー、沼ちゃんも猪狩先生の訳分かんないの放っときゃ良いのに、真面目に掌に字を書いて見せてあげるのよ、カワユスw
「良いですか、こう、青い、山と書いて、青山です」
補佐の弁護士、大きく溜息吐いてますw
「青山墓地の青山だ!」
「ああそうですねはい」
「そりゃ覚え易いや青山墓地ね」
そして案の定、話が脱線し始める猪狩先生w もう裁判長いい加減、猪狩先生を止めてw
「墓地ってあたしもね、近々分譲墓地を買おうと思ってんだけど、高くってね!」
「あそうですか……」
沼ちゃん、字を書いたままの掌で呟きましたw 猪狩先生、最後に沼ちゃんに訊きます。
「気になってたんだけどねえ、外人墓地、あれやっぱり、お盆をやるのかな?」
ここから暫く、補佐の弁護人ターンなんで飛ばしますが、まあ、ここにもヒントあったりするんですけど、沼ちゃんいないからw
第二回公判。補佐の弁護士が探し出したレゲエな外国人が証人です。宣誓書を読んでいる間、沼ちゃん「どうすんだよこれ……」みたいな顔してますw レゲエな外国人の誕生日パーティに被告人が来ていたそうです。チョー盛り上がったよ、と言った瞬間、沼ちゃん、右手でおデコをゴツン! 被告人が魔女の仮装をしていたと聞いた瞬間、沼ちゃんはカエル口のしかめた顔を上げましたw してやったり、な猪狩先生の主尋問が終わって、沼ちゃんのターン、反対尋問です。先ずは参加人数を訊きます。30人位です、とレゲエな外国人。そこで沼ちゃん、仮面を外した被告人の顔をちゃんと確認したんですね、と念押しします。しかしレゲエな外国人は「いいえ」と否定。
「じゃあ、本人かどうか分からないじゃないですか」
沼ちゃんの言葉に、被告人が去年も魔女の格好だったと主張するレゲエな外国人。しかし沼ちゃんは更に突っ込みます。
「いいですか? 30人も人がいる中で、仮面を付けたままの人物が、どうして被告人だったと言えるんですか!」
そこにいきなり猪狩先生が立ち上がります。
「あんたねえ、当人が会ったって言ってんだから、そんな細かい事をごちゃごちゃごちゃごちゃ訊くこたないじゃないか――」
と言う猪狩先生の言葉を遮って、沼ちゃんは返します。
「細かい事をごちゃごちゃごちゃごちゃ訊くのが尋問です!」
遂に裁判長から「弁護人、今は反対尋問ですよ」と注意が飛びましたw 猪狩先生、沼ちゃんを睨みながら着席w 沼ちゃん、レゲエな外国人に向き合い声を張ります。
「あなたは、ここで嘘を吐くと、偽証罪という罪で罰せられる事を知っていますか!?」
「はい」と短く答えたレゲエな外国人。
「結構です。では、もう一度彼女の顔をよおく見て下さい。事件があった夜、あなたが見た、魔女の格好をした人物は、間違いなく被告人だったと断言出来ますか!?」
するとレゲエな外国人の様子が変わります。多分被告人でした、みたいにトーンが落ちてしまったのです。沼ちゃん、念押しします。
「多分ですね?」
そして、質問を終わらせました。ガックリする被告人。猪狩先生も天井を見上げました。
いろいろあり、猪狩先生は被害者の妻の父親を探し出しました。娘のお陰で暮らしていける、と言う被害者の妻の父親。
第三回公判。証人は被害者の妻。先ずは弁護人の主尋問。猪狩先生、またまた丁寧にご挨拶。沼ちゃん、ピクリと眉尻を上げました。さて、猪狩先生はいきなり相続欠格の話を始めました。猪狩先生が平たく説明してくれましたが、つまり遺言書を偽造したり改竄したり、これを隠し持ったりした者は、相続人になる事は出来ないと言う法律だそうです。それをご存じか、と被害者の妻に訊きます。それなら聞いた事があるような、と被害者の妻は答えました。で、猪狩先生、今回の事件で一番得をしたのは、被害者の妻だと言い切ります。で、ここで証言台の周りをカメラが回り出すんですが、これが始まると猪狩先生が真綿で首を締めるように証人を追い詰め始める合図なんですよ。父親が被害者から多額の借金をしていて、それから間もなく被害者に見初められ結婚したらしい妻。怪しいねえ、実に怪しいねえ。被害者の会社は過剰融資をして計画倒産させる事で有名な会社だったらしいです。あーつまり被害者はこの女欲しさに父親の会社を潰した訳か……結構酷い奴じゃん被害者。借金を肩代わりしている以上、別れたくても別れられない。と、
そこまで追い詰めた時、沼ちゃんが立ち上がりました。
「裁判長、弁護人は勝手な憶測で証人の名誉を傷付けています」
「何だよー、また文句かよー」
「文句じゃありません。異議を唱えているんです」
猪狩先生、裁判長からも質問の意図を明確にして下さい、と言われてしまいました。猪狩先生はでは質問を変えます、と全く別の方向に変えます。事件の夜、家にいたと証明出来る人はいますか、と。被害者の妻、してやったりな表情で「います!」と傍聴席にいる顧問弁護士に向き直りました。顧問弁護士を引き合いに出されては、さすがの猪狩先生もぐうの音も出ませんでした。
第四回公判。証人は被害者の妻の顧問弁護士の事務所に勤めていた、今は別の法律事務所の事務員です(書き方がややこしくてゴメンようw)。まずは弁護人の主尋問です。ありゃ、猪狩先生のご挨拶がバカ丁寧だわw 沼ちゃん、渋い顔で呟きます
「今度は何を企んでいる……」
先ずは証人の職業から順に、被害者の妻を知っているかまで聞いていった猪狩先生。事務員の父親もまた、被害者に多額の融資を受けていて、会社は倒産し、父親は自殺していました。被害者とはいえ、腹が立つ事実しか出て来ないな。そんな被害者を憎んでいるでしょう、と猪狩先生が言うと、沼ちゃんが立ち上がりました。
「裁判長! 先程からの弁護人の尋問は、質問の意図が極めて不明確です!」
猪狩先生、裁判長からも同じ事を言われましたので、一礼してから再び事務員に経歴の質問をします(え、裁判長の注意は一体……)。被害者に近付いて復讐しようとしたのでは、と言う猪狩先生。そして、被害者の妻を利用しようとしたのでしょう、男女の仲になり犯罪の片棒を担がせようとしたのでは、と続けました。これを「作り話は止めて下さい!」とかなり感情的に否定する事務員。その時合図で、補佐の弁護士が猪狩先生の携帯に電話を掛けました。その曲はサイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」です。裁判長から切るように言われる中、実際には猪狩先生の携帯に掛かっているのに、反応した二人がいました。被害者の妻と事務員です。すると呆れたのか怒ったのか、沼ちゃんが立ち上がりました。裁判長と猪狩先生を交互に見ながら、「今一度、質問の趣旨を明らかにするようにお願いします」と一礼します。すると補佐の弁護士が起立し「我々は本件の真実を明らかにし、被告人の無罪を証明したいと考えます」と言いました。ビックリ眼の沼ちゃんw 裁判長が「具体的に述べて下さい」と訊くので、猪狩先生は「実は……今回の事件で一番分からなかったのは、眼鏡なんです」と話し始めました。猪狩先生と証人の周りをカメラが回り始めます。いよいよ大詰めです。さて、被害者は運転時には眼鏡を掛けていたのですが、あの日、被告人のマンションに車で行ったとすれば、被害者は眼鏡を持っていた筈。それが何処を探しても見当たらない。被害者の妻も知らないと言う。ところが――と猪狩先生は補佐の弁護士から受け取った眼鏡が入った袋を持って、事務員に見せました。
「どういう事だ?」
沼ちゃんも訝しみます。被害者の眼鏡は恐らく殺害現場か、その付近に落ちていたのですが、犯人は気付いていない。ところが、善意ある第三者が猪狩先生に眼鏡を託したのだ、と猪狩先生が言った瞬間!
「嘘です! そんなの偽の――!」
被害者の妻がうっかり口にしてしまいました。大袈裟に両手で口許を押さえる被害者の妻w 事務員が傍聴席からの勝手な発言は許されない筈、と庇い立てしたので、却って墓穴を掘ってしまいました。何か発言されたら困るような事があるのか、と訊いた猪狩先生に続き、「弁護人、裁判所はこれを訊いてみたいと思います」と裁判長。猪狩先生は被害者と同じフレームと種明かししました。しかしそれが分かるのはどうしてなんです、と猪狩先生は被害者の妻を追い詰めます。
「主人の、眼鏡は、私が捨てました。私がした事なんです! 私が勝手に……!」
遂に口を割った被害者の妻。その言葉に法廷は不規則発言でザワつきます。ちょっとー、傍聴人達ー、猪狩先生と沼ちゃんの遣り取りの時はめっちゃ静かだったでしょー? 閑話休題、猪狩先生は被害者の妻に言います。
「あなた……未だ庇うんですか」
泣きそうな顔で首を振る被害者の妻。更に猪狩先生続けます。
「こんな計画をあなた一人で出来る訳がない。遺言書の偽造といい、遺産相続の事といい……。これには法律に詳しい人物の、知恵が必要なんです」
猪狩先生、事務員には容赦ないw
「あんたの知恵だろ? 違うか? 奥さん一人に、罪を擦り付けといて良いのか? 男としてそれで平気なのか?」
そして情状酌量の話を始める猪狩先生。またカメラが猪狩先生と事務員の回りをクルクルしてます。そして猪狩先生、訳を聞かせてくれ、どうしても我慢ならない訳が、どうしても許せない訳が、それをここで訴えるんだよ、刑は必ず軽くなる、日本の法律を信じろ、情状酌量を訴えろ、きっと分かってくれる、裁判官も検察官も、とかまたー、いつもの口八丁手八丁なんじゃないのーw だって「きっと分かってくれる」って念押しするんだもんw
「先生の言う通りです、私は許せなかった!」
遂にゲロし始めた事務員w まあ大体今まで書いた通りなんで、真犯人の証言はサクッと飛ばしますw
再現のインサートに流れるサウンド・オブ・サイレンスw 全然画面と歌が合わねえw
事務員に「検事さん」と呼ばれた時の沼ちゃんが何故か同情しているように見えてしまうなあ。
最後に事務員「すいませんでした!」と深々と頭を下げたのでした。しかし猪狩先生は見抜いていました。
「それだけか? だからお前が言いたいのはそれだけか? 嘘を吐けえっ!」
猪狩先生がステッキ代わりの傘を床に突くと、沼ちゃん、勢いにビクッとしました。ってか、法廷中の全員が驚いてます。そこに情報屋が女性を連れてきました。つまりこの事務員、女性を騙す詐欺師だったのです!
「騙したな! 法律を信じろって……あんた、それでも弁護士か!?」とか何とか抜かす事務員に猪狩先生怒り心頭です(←ギャグじゃないですw)。
「断っとくけどな、法律ってのはな、あんたみたいな弱者ぶった奴を助ける為にあるんじゃねえんだよ。あんたは弱者でも何でもねえんだよ! あんたなあ、単なる敵なんだ。何人もの女性の人生を狂わせた、女の敵に過ぎねえんだよ!」
そして、猪狩先生は沼ちゃんに近付きました。
「検察官、この男に、情状酌量の余地はございますかな」
沼ちゃん、椅子の肘を掴んでゆっくり立ち上がりました。ジャケットのボタンを嵌めると、静かに猪狩先生に答えます。
「馬鹿な事を仰る」
さて、この後はいつもの補佐の弁護士の反省会なので、これまでw